性病は初期症状が無症状のものもあり、気づかずに放置しておくのは非常に危険です。国内で感染者の多いクラミジアや淋病など、また、その治療方法についてもおさらいしていきます。性病感染にはくれぐれも注意しましょう。

メトロニダゾールが含まれたフラジールとは

メトロニダゾールが含まれたフラジールとは
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フラジールはトリコモナス症に効果的な薬として知られており、メトロニダゾールという成分を含んでいます。
メトロニダゾールには原虫や細菌を駆除する働きがあるので、原虫や細菌によって引き起こされる病気に対して使用されています。

トリコモナス症は寄生虫の一種であるトリコモナス原虫が、女性の尿道や膣などに感染することで起こる病気のことをいいます。
膣炎や尿道炎、外陰炎などを引き起こします。トリコモナス症は主に性行為によって引き起こされる病気で、成熟期の女性に多いとされています。
トリコモナス症の症状には、泡沫状のおりものが増加したり、陰部から悪臭がするといった症状があります。
陰部にかゆみを感じたり、ヒリヒリとした刺激感を感じることもあります。感染してから3週間程度で症状が現れるとされていますが、症状が全くないこともあります。

メトロニダゾールはトリコモナス原虫などの体内や細菌内で、ニトロソ化合物に変化します。
これがDNAの合成を阻害するので、抗原虫作用や抗細菌作用を発揮するとされています。トリコモナス原虫が死滅することで、トリコモナス症の症状は改善されます。
フラジールには、内服錠と膣に直接作用させる膣錠の2種類があります。

トリコモナス症に使用する際ですが、トリコモナス症は性感染症なのでパートナーも一緒に薬を服用する必要があります。男性の場合には、内服薬のみになります。
メトロニダゾールは、一般的な抗生物質が効きにくい嫌気性細菌に対して効果的と言われています。
また胃炎や胃潰瘍の原因となるピロリ菌に対しても強い殺菌作用を持っています。それからメトロニダゾールは、アメーバ赤痢やランブル鞭毛虫感染症などにも用いられています。
フラジールを使用する際には、病状や目的などによって用法や用量は異なっています。
そのため医師の指示に従って、きちんと用法や用量を守る必要があります。トリコモナス症の場合には、10日間服用するのが一般的です。

フラジールと併用禁止薬について

フラジールには副作用は少ないとされていますが、胃に不快感を感じたり食欲不振になったりする副作用が現れることがあります。
また吐き気がしたり、下痢になったりすることもあります。
それから重篤な副作用は滅多に起こりませんが、大量に服用した場合などには末梢神経障害や中枢神経障害を起こすこともあります。
末梢神経障害には、ふらつきや痙攣などの症状があります。意識障害が起こり、幻覚などを見る場合もあります。
中枢神経障害には頭痛がしたり、発熱したり、吐き気や嘔吐の症状が現れることがあります。副作用がひどい場合には、速やかに医師の診察を受けることが重要です。

フラジールには、併用禁忌とされている薬があります。抗血栓薬のワーファリンや気分安定薬のリーマスなどです。
これらの併用禁忌とされている薬を併用してしまうと、これらの薬の血中濃度を上昇させてしまいます。そのためこれらの薬の副作用が強く出てしまう場合があります。
これ以外にも併用することが禁止されている薬があるので、使用する際には十分に注意を払うことが重要です。

またフラジールは、特に必要とされる場合以外は妊娠中も使用は控えた方が良いとされています。特にお腹の赤ちゃんに影響を及ぼしやすい妊娠初期には使用が禁止されています。
出産した後も授乳をする場合には、母乳を通して薬の成分が赤ちゃんに移行してしまうので使用を控える必要があります。
それからフラジールを使用する際には、アルコールを摂取することも禁止されています。
アルコールを摂取しながらフラジールを服用すると、腹痛や嘔吐といった二日酔いの症状が現れやすくなります。フラジールを服用している時は、アルコールの摂取は控える必要があります。

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